
本日は、ミロク会計人会のセミナーに参加して参りました。
セミナーの内容は、『決算診断』についてです。
『決算診断』は企業の健康診断のようなものです。
具体的には企業を6つの指標により分析を行うことにより決算自体の
商品価値をあげ、決算診断を通じ経営者の方の経営への理解を
深めるためことを目的としているわけです。
この6つの指標は金融機関が企業格付けに用いる6つの指標ですから
同時に金融機関対策にもなります。
今回のセミナーでは、決算診断の重要性を注視したものでしたが
その中で、非常に勉強になったことは顧問先様への決算診断の提示方法です。
講義中で以下のような話がありました。
「健康診断では様々な体の数値が出てきます。この数値が良いか悪いかは
プロであるお医者さんにはわかりませすが、素人である患者はその数値だけ
では良し悪しが判断付きません。ですから、健康診断は患者用のものとして
良し悪しが分かるようにA~Eみたいな形になっています』
これを聞いたとき、衝撃的でした
私は顧問先様に、プロ仕様の資料を出して説明していたのではないかと
思ったのです。
プロ仕様の資料をみて理解できるのであれば我々、税理士はいりませんよね
これはすべての業種に通ずることだと思いますが、
自分たちの基準で物事を図らず、サービス業であれば、お客様の目線に
たち物事を考えることを今一度考え直すことが重要ですね。
日々、勉強です